池田まり子

ちいさな二人が、もーっと小さなときにママがうたってくれたうたの中のお星様に会いに 

いろんな所に探しに行く
おはなしです。
 
ブルーダーとラッケがどこに行くにも、しっかりと手をつないでいる絵が、なんともかわいいー♪

どうする ティリー? / レオ・レオーニ

普通に暮らしている場所に、ふと気付く壁。

「この先は、この向こうは、いったいどうなっているんだろう?」

と思い、ねずみの仲間にとめられても、ひとり頑張るティリー。

ムリだとあきらめずに、知恵を、勇気をふりしぼって壁の先を見ようとする1匹のねずみ


ティリーの物語。レオ・レオーニの独特の色彩がだいすきな絵本のなかの1冊です。

しずくのぼうけん/ マリア・テルリコフスカ

水曜日に(水曜日ってとこが、またいい!)村のおばさんのバケツからとびだした

水のしずくの冒険ものがたり。

蒸発しちゃったり、雨になって戻ってきたり、凍ったり溶けたり。

季節や水の科学のことも、楽しくおぼえられそうな絵本です。

手書きの文章や絵がなんだかノスタルジック!と思って、

最後のページをめくってみると、ずいぶん前に描かれた絵本でした。

長く愛されてきた絵本は、やっぱり素敵、と実感。

わたしも小さいころにこの本に出会いたかったな。

まっくろネリノ / ヘルガ=ガルラー

お父さんとお母さん、そして4人のきれいな色をしたお兄さん、そしてまっくろなネリノ。

ネリノは自分だけまっくろなのを気にして、みんなに聞いてまわります。

そんな中、きれいな色の4人のお兄さんが揃って行方不明に。

あまりにきれいな色で、捕まえられてしまったのです。

まっくろなのを利用して、助けようとするネリノ。


まっくろなのも個性のひとつ。

まっくろなのが、すてきだよ。って、ネリノに言ってあげたくなります。

さよなら、またね / かさい まり

そっくりな2匹のクマ、ぼくとクッキー。

2匹はだいの仲良しで、いつも一緒。

最後は決まって「さよなら、またね」で、別れていたんだけど。。。。


引っ越していっちゃうクッキーにどうしたらいいのかわからない僕は、考えに考えて,手紙を書くことに。

ちいさなちいさな僕が、いっしょうけんめい何回も何回も書いた手紙


読んでいて、涙がでてきて大変でした。


この絵本は、文字が読めるようになった娘(当時4歳)が、

ひとりひっそり涙を流しながら読んでいて、とても驚いた記憶があります。

親子揃って、だいすきな絵本です。

アニーのちいさな汽車 /

colobockle



お誕生日のアニーが、車掌のお父さんからのプレゼントのちいさな汽車を走らせて

出会った森のお友達たちから、ちいさなしあわせのプレゼントをもらうお話です。

でも、いちばんのプレゼントはみんなの温かい気持ちって、思います。

だいすきなcolobockleさんのはじめての絵本。

もう、絵だけでも充分過ぎるくらい楽しめます。

ちいさいおうち / バージニア・リー・バートン

ちいさいおうちが主人公です。

こどもだけではなく、わたしも、いえ、わたしの方がじっくりと楽しみました。

家つくりをしているときに、何度も読み返した思い出深い絵本です。

今は完成したわが家ですが、このちいさいおうちの住人のように

すごく思い入れも、愛着もあるので、とても共感しました。

大切にかわいがって、おうちとともに、成長していきたいと思います。

おかあさんがあんでくれたぼうし / 香山美子

スウェーデンの昔話。

おかあさんに編んでもらった帽子が大のお気に入りのアンデルス。

出会う人出会う人に、その帽子を譲ってほしいと言われます。

最後はとうとう、国のお姫様や、王様にまで言われ、

首飾りや、冠と交換してほしいとまで言われ、困ったアンデルス。

どうしても、譲ることはできません。

お母さんの作ってくれた帽子が、こんなに大好きなんてすこしウラヤマシイ!って思います。

娘の通う幼稚園で、ずーっと読み継がれてきた古い絵本ですが、

なにかのイベントで処分するのを、分けていただきました。

思いで深い大切な絵本です。






こどももわたしも大好きな、長く読んでいきたい絵本たちの紹介です。

Bruder,Locke  /

さあ、あそぼう ! / イングリット=ゴドン


「さあ、あそぼう!」なんて、表題から、わくわくします!

ねずみのネリーとかえるのセザールが、身近にあるなんでもないものを使って

いろいろな遊びをします。

おもちゃなんかなくても、楽しい遊びをつくれるのが

読んでいてもたのしいー。


かえるを見つけると「もしかして、セザールじゃない!?」なぁーんて言うと

目をキラキラさせて近づいてくるうちの子たち。

そんな二人を見ていると、ついつい いたずら心が働いて

「しましまのお洋服、着てたみたいにみえたよーーっ」なんて言ってしまいます。

book  shelf


2週間にいちど 図書館に かかさず通っていたころに 見つけた絵本。

デザインに惹かれて借りてきて いつかは この原作が欲しいと願っていました。

でも、むすめがむすこに たのしそうに笑いながら 読んであげている姿を見て

「日本語版も ぜんぜん いいじゃない!」と思い クリスマスのプレゼントのひとつとして

贈った本です。

実際のこの絵本も 作者夫妻の愛娘にと作られたものなんだそう。

愛情の感じられる あたたかい絵本です。 

いろいろな ことば について 楽しく説明してあって むすこの大のお気に入り。

シンプルで ほんのすこしカラフルなコーラージュも とてもかわいい。
 


かわいいくまのこ ミンが ふたりのお兄ちゃんと ふゆじたくをするおはなしです。

マフラーや ぼうしを身につけ あたたかい格好に着替えて 薪を割ったり

どんぐりをあつめてきたり セーターを編んだり あたたかいシチューをつくったり・・・

寒いのが苦手なことも すっかり忘れて 冬ならではの楽しみが

かわいい絵と おはなしで つづられていて 冬が来るのが楽しみになってしまいます。


ちいさな モミの木と おとこのこの おはなしです。

モミの木にも こころがあって おとこのことの ふれあいが

とても あたたかい気持ちにさせてくれます。

わたしが なんだかんだ言うより 手にとって読んでいただいたほうが いいような

とても こころに響く本だと思います。

しずかな しずかな クリスマスの夜に こどもたちとベッドのなかで読んだ

思い出深い絵本です。 



こ と ば  / アン・ランド & ポール・ランド

くまのこ ミンの ふゆじたく /  あいはら ひろゆき
                    あだち なみ

ちいさな もみのき / マーガレット・ワイズ・ブラウン

だれの あしあと / ふくだ としお

単純な くりかえしのことばたち。

ほのぼのとした可愛らしい絵に集中できて 

想像するちからや 読みながらの会話が楽しめる 楽しい本です。

字を覚えたてのむすこが ひとりでも読めるので おきにいりの一冊です。

ぐりとぐらの おきゃくさま / なかがわりえこ
 
                やまわき ゆりこ

ぐり と ぐら のおうちにやってきた おきゃくさまのおはなし。

まっかなオーバー ・ まっしろいえりまき ・ 大きなながぐつ ・ 大きなふくろ!

読んであげていると こどもたちの わくわく・どきどきする顔が見られる

たまらなく かわいい 絵本です。

まだ こどもが むすめひとりのころに 買ってあげた はじめてのクリスマス絵本です。